犬の換毛期にはこまめなブラッシングと簡単抜け毛対策を

犬
更新日:2022年12月26日
季節の変わり目には愛犬の毛が大量に抜け、朝掃除したはずなのに気付いたら部屋中毛だらけになってしまうこともありますよね。これは「換毛期」といって人間の衣替えのようなものです。
この時期には抜け毛対策をしないと部屋や洋服が毛だらけになってしまいます。

換毛期がある犬は柴犬やチワワなど「ダブルコート」という被毛をもつ犬種であり年に2回、古い毛が抜け落ちます。皮膚トラブルを防ぐためにも換毛期には毎日ブラッシングをしてあげることが大切です。

ちょっとした工夫をして、大変な換毛期をストレスなく乗り切りましょう。
今回は犬の換毛期における対策についてお伝えいたします。

犬の換毛期は1年に2回

犬の被毛には「シングルコート」と「ダブルコート」の2種類があり、換毛期があるのはダブルコートの犬種です。
<犬の被毛の種類と主な犬種>

■シングルコート
まとまって抜ける換毛期はありませんが、年間を通して徐々に生え変わります。
主な犬種:トイプードル、マルチーズ、パピヨンなど
 
■ダブルコート
上毛と下毛の二重構造になっているため換毛期(通常は春と秋)が訪れると生え変わります。
主な犬種:柴犬、チワワ、ポメラニアン、フレンチブルドッグなど
ダブルコートの犬の換毛期は1か月~2か月ほど続き、この時期は毎日掃除が必須なほど大量に毛が抜け落ちます。 

この期間は生活習慣や個体によっても差はありますが、1年間のうち約3分の1は換毛期ということになりますので、飼い主にとってもペットにとってもストレスを軽減できるよう上手く付き合っていくことが大事と考えます

ここからは、9歳の柴犬を飼う筆者と、5歳のチワックスを飼う知人がおすすめする換毛期の抜け毛対策方法をお伝えしていきます。

犬の換毛期におすすめ!5つの対策

<犬の換毛期におすすめの5つの対処方法>
① こまめにブラッシングをする
② 外着を収納している部屋やクローゼットには犬を入らせないようにする
③ 外から帰ったらすぐに家用の服に着替える・出かける直前に着替える
④ 持ち歩き用のコロコロを携帯する
⑤ 犬に洋服を着させる

【対処方法①】こまめにブラッシングをする

換毛期の時期において1番重要なことは、こまめに犬のブラッシングしてあげることです。
なぜなら、そのままにしておくとノミやダニがついたり匂いの原因になったり、皮膚病の原因になりやすいためです。

抜ける毛の多くはアンダーコートという内側の毛ですが、抜けたアンダーコートは上にオーバーコート(外側の毛)があるため、落ちずに身体に残っていることが多いです。

そのため、できるだけ溜まっている古い毛をブラシで落としてあげましょう。

筆者のペットの場合、換毛期以外の時期は週1回ほどですが、換毛期の時期は毎日ブラッシングをしています。
毎日ブラッシングしてあげることで、犬の健康状態を保つこともできますし、床に落ちる毛がかなり軽減されるので掃除も楽になります。

◆おすすめのブラッシンググッズ
ラバーブラシ

販売価格1,080円(2022年12月20日時点)
基本的にはラバーブラシで全体をブラッシングしてあげます。特に首~顔は抜け毛が多いので毛をかき分けながら丁寧に行います.
ラバーブラシはマッサージ効果もあり、犬も気持ちよさそうにしてくれます。


②スリッカーブラシ
背中やお腹など毛足が長めの部分に使用します。ただし、先端が細くなっているので力を入れすぎないように注意が必要です。
先端が皮膚に刺さらないよう毛並みと並行にブラッシングしてあげましょう。
ブラシで少し撫でてあげるだけでこんなに毛が取れます。
いろんな種類のブラシが売られておりますが、筆者としてはラバーブラシとスリッカーブラシが使いやすく犬も嫌がらないのでおすすめです。

・換毛期の時期はトリミングサロンでのケアもおすすめ

柴犬など、短毛で毛が伸びない犬種はトリミングサロンでカットしてもらうことは少ないと思います。しかし換毛期だけは皮膚の状態のチェックと合わせてトリミングサロンでケアしてもらうこともおすすめです。

筆者も普段は自宅でシャンプーをしてあげていますが、換毛期には爪切りや体調のチェックも兼ねて、トリミングサロンが併設されている動物病院でシャンプーをお願いすることもあります。

シャンプーとドライで抜ける毛も普段より増えるため、プロの手を借りることで時短にもつながります。

なお、久しぶりのトリミングの場合、アンダーコートの毛がたくさん溜まっていると追加料金がかかることもあります

トリミングサロンに行く前に事前に料金や注意事項などを確認しておきましょう。

【対処方法②】外着を収納している部屋やクローゼットに犬を入らせないようにする

室内で犬を飼っている場合、服にも大量に毛がつきます。特に黒っぽい洋服やデニム等は一瞬で真っ白になります。外出前にコロコロは必須ですが、このような状態になったら毛を取ることにかなり時間がかかります。
忙しい外出前の時間短縮のため、外着を置いている場所は犬が入れないように扉を必ず閉めておきます。扉が無い場合やクローゼットに収納しきれない場合は、犬が届かない高さに収納することがポイントです。

【対処方法③】外から帰ったらすぐに家用の服に着替える・出かける直前に着替える

上記の「対処方法②」で家用の服と外用の服を分けたら、極力外用の服を着て家にいる時間を少なくします。

筆者の場合は家に帰ったらまずクローゼットに直行し、外用の服はすぐに収納しています。

また、筆者の知人おすすめの方法として、友人等が自宅に来るときは、来客用の室内着も用意しておきます。そうすることで洋服服に毛が付くことを気にせず、犬と思いっきり遊ぶことができておすすめです。

【対処方法④】持ち歩き用のコロコロを携帯する

家で取り切れない犬の毛が服についていることも多いので、外出時に携帯用のクリーナー(コロコロ)を持ち歩くこともおすすめです。

筆者のおすすめは無印良品の「携帯用衣類クリーナー」です。
販売価格390円(2022年12月20日時点)
とてもコンパクトなサイズですが、粘着力は問題なく、細かい犬の毛もしっかり取ることができます。

特に冬用のコートやスーツなどは毛が付きやすいのでポーチやカバンの中に入れておくととても便利です。

【対処方法⑤】犬に洋服を着させる

犬用の洋服を着させることも抜け毛対策として有効と考えます。
特にたくさん抜ける胴体の部分を覆っているだけでも床に落ちる毛は軽減されます。

しかし筆者の飼っている柴犬は洋服を着させると嫌がってしまうので無理に着させていません。 
洋服を着させる場合は、長時間着させっぱなしにしてしまうと皮膚トラブル等の原因になることもあるので、定期的に着替えとブラッシングをしてあげましょう。

こんな場合は動物病院へ相談を

換毛期においては、毛が抜けることは自然ですが、換毛期ではない時期に毛が抜ける場合や、換毛期であっても下記のような症状がある場合はかかりつけの動物病院に相談することをおすすめします。
<病院に相談すべき症状>
・地肌が明確に見えるほど脱毛している
・左右対称に脱毛している
・尻尾の毛がたくさん抜けている
・皮膚に赤みが認められる
・犬が強いかゆみを訴えている
・フケがたくさん出ている
・皮膚がベタついて臭い
・手足がむくんでいる
・以前よりも息切れをするようになった
・急に太った、あるいは痩せた
普段からブラッシングを習慣にしておくと異常があったときに早く気付くことができます。また、普段の被毛の質や皮膚の状態を写真に撮っておくと、動物病院に行ったとき先生に症状を伝えやすくなるのでおすすめです。

また、病院に行くべきか悩む時や、すぐに病院に連れて行くことができない場合は、オンライン診療で自宅から獣医師に相談ができます。

セゾンのペットオンライン診療であれば、皮膚の症状に詳しい先生にも相談することができますので、セカンドオピニオンとして活用することもおすすめです。

【番外編】抜けた犬の毛を思い出として保管する

「毎日大量に落ちる犬の毛を何かに使えないか」、「愛犬の毛を記念に保存しておける方法はないか」という方におすすめのサービスがあります。
いぬのけテキスタイルでは愛犬の毛でマフラーやブランケット等をオーダーメイドで作成してくれるサービスです。100パーセント愛犬の毛でできた「世界に1つだけのもの」を作ることができて記念にとっておけるなんて素敵ですね。 

マフラーやブランケット以外にも、愛犬の毛で紡いだ糸をフォトブック型の専用パッケージでお届けしてくれる「SPINNING MEMORIES」というサービスもあります。 
マフラーやブランケットに比べて、価格もリーズナブルですし、サイズもコンパクトなので、普段会えない遠く離れた家族や親戚へのプレゼントにいかがでしょうか。

 

まとめ

以上、犬の換毛期における対策方法についてご紹介しました。季節の変わり目には人間の衣替えのように犬も毛が生え変わります。 

毎日の掃除も大変ですが、犬の健康状態を保つためにも毎日のブラッシングでケアしてあげ、ちょっとした工夫をしながら楽しく乗り切りましょう。

この記事の筆者:ペット事業編集部
幼い頃から動物達と過ごし、現在は8歳の柴犬とコザクラインコ2羽を飼っています。
自身の体験や動物病院営業の経験を活かして、ペットに関するお役立ち情報を発信していきます。