高齢のペット飼い主必見!ペット保険16社|加入時の年齢制限

ペット保険
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更新日:2022年03月29日
医療の進歩と共にペットも長生きするようになり、ペットも「高齢化」という言葉をよく耳にします。ペットが病気や高齢になってから「あの時にペット保険に入っておけばよかった」と後悔をする人はとても多いと思います。 

ペット保険は高齢でも新規に加入をすることができるのでしょうか? 

犬猫であればペット保険は、入院・手術に限定したアニコム損保の「どうぶつ健保しにあ」であれば、年齢制限なくペット保険に新規加入をすることができます。

通院補償を希望する場合は年齢制限があります。なぜならば、小型犬の場合、12歳という年齢は人間の64歳程度にも相当するからです。さすがに人間の年齢で例えると保険会社としても通院補償を受け入れるのはギリギリの年齢であることが分かります。

本日は、クレディセゾンでペット事業を担当し、生後11ヵ月のミニチュアシュナウザーを飼っている筆者が、高齢のペットでも新規に加入することができるペット保険について解説していきます。

1.ペット保険は年齢制限なく加入をすることができる

まずは下記の表をご覧ください。ペット保険会社毎に、犬・猫が新規でペット保険に加入をすることができるペットの最高年齢をまとめたものです。
◆ペット保険会社ごとの加入最高年齢の比較表(2022年3月現在)
上記の表において最もペット保険のシェアが高いアニコム損保をはじめとした損害保険会社は通院補償も付ける場合、年齢制限が比較的厳しくなっております。どちらかと言うと少額短期保険の方が高齢まで受け入れる傾向にあります。 

よって、損害保険会社が提供をするペット保険に加入をしたい場合は、早めにペット保険に加入をすることをお勧めします。全社の平均では911ヶ月までとなっており、ペット保険に加入を検討している方は、10歳を超えると好みの保険を見つける選択肢が狭くなってしまいますので注意してください。

手術・入院に特化型=年齢制限なし

20199月、ペット保険の最大手であえるアニコム損保より、8歳以上の犬猫を対象として手術・入院のみを補償することができる「どうぶつ健保しにあ」が販売されました。

これによって、今まではペット保険の新規加入には年齢制限がありましたが、手術・入院に限定した場合、新規加入の年齢制限はなくなりました。
◆ アニコム「どうぶつ健保しにあ」とは
<主な商品の特長>
 アニコム社の「どうぶつ健保」対象病院の診療代のみ補償の対象※約6,600施設(20219月時点)
 8歳以上の犬猫のみ加入可能
 入院・手術を補償
 保険料は猫の補償(50%)で1,010、犬の補償(50%)で2,500から
 年間(保険期間)に使える保険の回数は入院で年間20日、手術は年間2回まで
 補償割合70%プランと50%プランから選択可能
 腸内フローラ測定等の付帯サービスも充実
「どうぶつ健保しにあ」は新規加入の年齢制限がありませんが、補償は対象動物病院による診療代となります
年齢以外の制限がありますので、新規加入の際は気をつけてください。
 

通院・手術・入院タイプ=12歳11ヶ月まで新規加入が可能

通院補償を付けたい場合、最長で1211か月まで新規加入をすることができます。この年齢まで新規加入を受け入れている会社はNo14.アイペット損害保険、No.15ペッツベスト少額短、NO.16のつばき少額短期です。 

ペットの年齢が12歳になり、通院補償のペット保険を検討した場合、この3社から選ぶことしか選択肢として残されておりません。もし新規加入を検討する場合、筆者はこのうち2社(No.14No.15)の商品を検討するべきであると考えます

なぜならば、下記の内容からも、この2社が用意するプランでほぼ網羅されているからです。
 アイペット損害保険
 通院+入院+手術を補償するプラン
 補償割合が90%70%、50%から選択することが可能

ベッツベスト
 通院+入院+手術を補償するプラン(補償を下記からセレクト)
 保険金額:年間100万円まで、年間50万円まで、年間20万円まで
 免責金額:2万円、5万円、10万円
 支払割合:80%、60
筆者であればアイペット損保を選びます。理由は以下の2つです。
アイペットには動物病院の窓口で保険金分を差し引いた金額を精算することができる「窓口精算」という便利なサービスがあること
・ベッツベストは直近の決算報告がHP上に公表されていないこと

是非、上記の意見を参考にし、高齢だからと言って諦めずに検討してみてください。 

2.ペット保険に加入をするには健康であることが前提

一般的にどこの会社も保険に加入する前には「告知」をしてもらいます。なぜなら、病気の状態で保険に加入されてしまっては、保険会社にとっては保険料を払う一方であり、明らかに不採算な契約になってしまうからです。 

そして、犬や猫が1211ヶ月となると、人間の年齢で換算をした場合、とても高齢です。

・小型犬、中型犬、猫 = 64歳
・大型犬 = 89歳
人間でもこの年齢で「身体も心も何も悪いところはない!健康状態は良好です!」という方はごく僅かであると考えます。当たり前ですが、告知で嘘をつくと結果的に保険料はお支払いされません。

よって、年齢制限なくペット保険に加入できるとは言っても、その年齢の時には健康状態に問題がある可能性が高いため、やはり万が一に備えてペットを飼い始めた時から何かしらの保険に加入しておくことをオススメいたします。

また、ペット保険に新規加入をした場合、待機期間というものがあります。

売買を目的として飼育・管理をされている場合や、闘犬や猟犬、競走犬、災害救助犬なども保険に加入をすることができませんので注意してください。

3.ペット保険は8歳で年間約6~7万円!新規加入をすることに躊躇してしまう

ペット保険は主に2つのタイプ

そもそもペット保険は以下の2つのタイプに分かれます。ペット保険は損害保険となりますので、人のようにガン保険や積立タイプの保険は存在しません。
◆ペット保険のタイプ
ペット保険に加入をしていなかった場合、ペットが高齢になった時点で保険に入ることは多くの方がためらってしまいます。

なぜならば、高齢になった段階で通院・手術・入院が補償となるペット保険に新規加入をする場合、年間の保険料は比較的病気になりにくい小型犬でも8歳で(70%補償の商品で)年間約67万円ほどかかるからです。

いきなりこの金額の出費が発生するとなると普通の家庭ではためらいます。

しかし、頻繁に通院をしなくてはならないことが訪れたとしたら、毎月1万円以上の診療代金はかかりますので、家計的には保険に入っていたことで助かりますが、健康な状態で保険に加入することが前提ですので、やはり多くの方は保険に加入することを考えてしまいます。

ペットが高齢で保険料が払えなくても手術・入院タイプの保険は加入しておくべき!

保険がない状態でペットが手術を必要とする病気になると多くのケースで数十万円、大きい手術では手術の前後に入院を伴うケースも多く、合計で100万円以上の治療費がかかる場合があります。当たり前ですがペットが高齢になればなるほど、この費用が発生するリスクが高くなります。 

そして、ペットは会話をすることができないので、ある日突然、ペットが大きな病気であることが判明し、獣医師に手術の選択肢を勧められ、高額な費用を払うことについて選択をしなくてはならない日が訪れます。苦しんでいる大切な家族の一員を目の前にして「手術をしない」という選択肢を取ることはなかなかできないと思います。

やはり、高齢になった状態で保険の加入に悩んでいたとしても、いつ何時発生するかわからない病気に備えて最低でも手術・入院に対応した保険に加入しておくことはとても大事なことだと考えます。

例えば手術・入院のみの保険では、以下のような商品があります。
◆8歳の小型犬の場合
A社の補償内容は充実しているため3万円程度の保険料がかかります。B社の補償内容は多少もの足りないですが、1万円であるため、払えないことはないと思います。

筆者は過去、家族でラブラドールレトリバーを飼っておりました。そのラブラドールは癌により5歳という若さでこの世を去ってしまいました。この死に直面するまでは正直、ペット保険について全く考えていませんでした。しかし、ある日突然、体調が悪くなり、あっと言う間に動けなくなってしまいました。 

様々な病院に通い、癌が判明し、手術という選択肢を取り、最終的に100万円を超える治療費がかかってしまったという経験があります。やはり、最低でも万が一に備えて手術を対象にした最低限の保険はかけておくことが大事であると痛感しました。

治療の内容によっては補償対象外があるので注意

ペットが高齢になると、通常の治療とは違うことを行うことがあります。例えば往診ですアイペット損害保険の場合、往診をしてもらった場合における治療費は対象となるようですが、往診をしてもらうための加算料は対象外となるようです。

また、ペットが高齢になるにつれて食事に気を使うようになり、獣医師に処方をされる「療法食」を利用することが多くなります。しかし療法食に関してもほとんどの保険会社において補償の対象外となりますので気を付けてください。

4.まとめ

今回は「高齢のペットが加入をすることができるペット保険」を中心に述べさせていただきましたが、やはり病気は早期発見が大事です。通院にも適応された保険に入っていることで、ちょっとのことでもお金のことを気にすることなく病院へ連れて行くことができ、早期発見ができます。

自分の子供なら、ちょっとの異変で病院へ連れて行くと思います。今や家族の一員として飼っているペットにも同じように保険に加入をしておくことが、1日でも長く一緒に生活をすることができるのです。やはり、ペット保険は万が一に備えて早めに入っておくことをお勧めいたします。

この記事の著者:ペット事業編集部

クレディセゾンに2002年入社。
自宅ではミニチュアシュナウザーと生活し、毎日、嚙まれてトレーニングに奮闘中。
2014年より動物病院に向けた決済サービスの営業を担当。