愛犬にとってストレスが少ない引っ越し方法とは?
自宅で犬を飼っている方が引越しをすることになった場合は、どんな方法で新居まで移動したらいいのでしょうか。
特に、距離が離れた場所への引越しをする場合は移動方法に制限もあるためペットにストレスがかからないように配慮が必要です。
犬と一緒に引越しをする場合は、主に
4つの方法がありますが、筆者としては
自動車で移動することをおすすめします。
なぜなら、
飼い主以外の人間と同乗することなく目的地まで移動できるのでペットにとってストレスが少ないためです。
自家用車を保有していない場合はレンタカーの利用も検討してみてください。
また、引越し後には自分の住所変更だけではなく、飼い犬の登録情報変更手続きを行うことも忘れないようにしましょう。
今回は、クレディセゾンでペット事業を担当している筆者が引越し方法と注意点についてまとめました。
犬を飼っている方が引越しをする4つの方法
犬と一緒に引越しをする場合の4つの方法
➀自家用車で連れて行く
➁公共交通機関を使う
③ペットタクシーに依頼する
➃引越し業者に依頼する
【引越し方法1】自家用車で連れて行く
筆者としては自家用車を保有している方で運転できる距離への移動であれば、①の自家用車で移動することをおすすめします。
このあと紹介する公共交通機関での移動や輸送業者に依頼する場合は、規定のサイズに収まるケージにペットを入れなければならないことや、家族以外の人と同乗しなくてはならないので、ペットによっては大きくストレスがかかることがあります。
筆者と同じくペット事業を担当しているメンバーが、過去にペットを連れて引越しを経験しているのでその時の体験談を紹介します。
■自家用車で引越しをしたときの体験談
自家用車に犬と猫を乗せて新居まで引越しを行いました。新居までは約40キロ、自家用車で2時間程かかりました。
・自家用車で移動した理由
以前犬を連れてバスに乗った経験があるのですが、扉の開く音や人に反応して騒いでしまい、とても大変だったので自家用車で移動することを選択しました。
・移動時に気を付けたこと
猫は外で休憩ができず、怖がりなのであまり大きな音・揺れが立たないルートを選択し、寄り道せずできるだけ早く到着できるようにしました。
また、普段から使用している毛布を置いたり、YouTubeで「猫(犬) 落ち着く音」と調べて流したりしました。
・移動後のペットの様子
猫も犬も体調不良になることなく元気でした。猫はビクビクしていましたが、犬は新しい場所で楽しそうにしていました。
普段から使い慣れている毛布やおもちゃを入れたり、家で使用しているクレートを使ったりするなど、できるだけペットにとって安心する環境を作ることが大事ですね。
慣れ親しんだ環境で家族と共に移動することでストレスを緩和することができると考えます。
また、犬を車に乗せて長時間移動する時は下記のような準備をしておくといいでしょう。
・犬を車に乗せて移動するときの事前準備
➀クレート内にいつも使用しているもの(毛布等)を入れてあげる
➁エチケット袋・水が入ったペットボトル(マナー水)・おやつ・ウォーターノズルを持参する
③どこでトイレや休憩をさせるかを踏まえ、移動ルートを選定しておく
■自家用車にペットを乗せる場合の注意点
犬を運転手の膝に乗せたり、助手席に乗せたりすると道路交通法の違反になります。運転手1人で連れて行く場合は必ずクレートに入れるようにしてください。
引用:道路交通法第
55条第
2項(乗車又は積載の方法)
車両の運転者は、運転者の視野若しくはハンドルその他の装置の操作を妨げ、後写鏡の効用を失わせ、車両の安定を害し、又は外部から当該車両の方向指示器、車両の番号標、制動灯、尾灯若しくは後部反射器を確認することができないこととなるような乗車をさせ、又は積載をして車両を運転してはならない。
法律違反になるだけでなく、ミラーが確認しにくくなったり、アクセルに触ってしまったりしたら思わぬ事故につながる恐れもあります。乗り慣れている自家用車であってもクレートを使ったり2人以上で乗車したりするなど対策をしましょう。
■自家用車が無い場合、レンタカーを利用する方法もある
自家用車は保有していないが、公共交通機関等は利用したくない、という方の場合、レンタカーの乗り捨て(片道)利用を検討してみてください。
なお、レンタカーにペットを同乗させる場合は、事前に予約が必要な場合が多いです。
レンタカー会社によって乗車できるペットの体重やケージのサイズが異なりますので、事前に確認しておきましょう。
【引越し方法2】公共交通機関を使う
自家用車を保有していない場合や、自分で運転するには距離が離れている場所への引越しの場合は公共交通機関(新幹線、電車、バス等)の利用を検討してみてください。
下記条件に当てはまる場合は、ペットを連れて新幹線に乗ることも可能です。
■ペットを連れて新幹線に乗車する場合
・タテ・ヨコ・高さの合計が120cm以内
・ケースと合わせた重量が10㎏以内
・必要な料金:手回り品きっぷ(290円)
ただし、飼い犬にリードしか着けていない場合や、ペットカートに乗せている場合は乗車不可となりますので必ず全身が入るケースに入れましょう。
■おすすめのペット用キャリー
筆者としては、壊れにくいプラスチッククレートの方がおすすめです。
リュックタイプのキャリーは持ち運びには非常に使いやすかったですが、犬が出たがってガリガリと引っかいてしまい、布が破れて1年以内に壊れてしまいました。
また、事前にキャリーバックに慣れさせておくことも大切です。引っ越しの予定が決まっていれば早めに練習しておきましょう。
普段から慣れさせておくことで、災害等、もしもの際にも嫌がらず自分から入ってくれるようになります。
さらに余裕があれば、短い時間(距離)で新幹線や電車に乗ってみることもおすすめします。
【引越し方法3】ペットタクシー業者に依頼する
規定のサイズに収まるペットであれば新幹線にも乗車可能ですが、
10キロを超える中型・大型犬の場合はペットタクシーを利用する方法もあります。
「引越しでペットタクシー?」と不思議に感じる方もいるかもしれません。
実際に、ペットタクシー会社の「東葛ペットタクシー」へお話を伺いました。
東葛ペットタクシーの運転手さんによると、ペットタクシーを利用する方の中では引っ越しを目的とする場合も多いようです。
ぺットタクシーの場合、一般のタクシーと違い、ペットを運ぶ専用のタクシーとして運営しているので、窮屈なキャリーバックやクレートに入れずに移動できる、というメリットがあります。
社内も広く、中型犬や大型犬もゆったりと乗ることができます。
また、東葛ペットタクシーでは、日本全国の輸送に対応しており、関東から九州までの引越し実績もあります。
長距離プランの割引もありますので検討してみてください。
【引越し方法4】引越し業者に依頼する
引越し業者に依頼することも可能です。この場合は引越し業者のトラックに乗せるわけではなく、提携しているペット輸送業者にて運ぶことになります。
オプションプランとして提供されていることがほとんどですので、引っ越しの見積もりを取る際に聞いてみましょう。
ただし、提携しているペット輸送業者によっては、飼い主が同乗することはできないこともあります。
こちらも見積もりの際に確認しておきましょう。
飼い主と離れてしまうのが心配な方も多いのではないでしょうか。
筆者としても、自家用車やレンタカーなど、できるだけ一緒に移動できる手段を検討することをおすすめします。
引越し後は飼い犬の登録情報変更手続きをお忘れなく
犬の飼い主には、現在居住している市区町村に飼い犬の登録をすることが法律上義務付けられています。
飼い犬に関する事項に変更があった場合には30日以内に届出をしなければなりませんので、引越しが完了したら速やかに各自治体へ届出を行いましょう。
手続き時には、前住所地の鑑札を持参する必要がありますので無くさないよう保管しておきましょう。
まとめ
今回はペットを飼っている方の引越し方法についてご紹介いたしました。
住み慣れた場所からの引越しや長距離の移動は人間とっても大変ですが、ペットにとってはさらにストレスに感じるでしょう。
使い慣れたキャリーバック等で移動することで少しでも負担を減らし、できるだけ移動時間を短縮できるようなルートを選定しましょう。
引越し先に着いたら頑張ったペットにご褒美をあげて新たな生活を楽しんでくださいね。
この記事の筆者:ペット事業編集部
幼い頃から動物達と過ごし、現在は8歳の柴犬とコザクラインコ2羽を飼っています。
自身の体験や動物病院営業の経験を活かして、ペットに関するお役立ち情報を発信していきます。